ドレミファソラシドってあるじゃないですか。
あれはイタリア語の音階名なんですね。
日本語にするとハニホヘトイロハになります。
ド → ハ
レ → 二
ミ → ホ
ファ → へ
ソ → ト
ラ → イ
シ → ロ
ド → ハ
ちょっとクラシック音楽知ってるよって方なら、ハ長調とかニ短調とか聞いた事あると思うんですけど、あれは日本語の音階名から調を名付けているんです。
英語だとCDEFGABC
ド → C
レ → D
ミ → E
ファ → F
ソ → G
ラ → A
シ → B
ド → C
ドイツ語だとCDEFGAHC
ド → C(ツェー)
レ → D(デー)
ミ → E(エー)
ファ → F(エフ)
ソ → G(ゲー)
ラ → A(アー)
シ → H(ハー)
ド → C(ツェー)
こんな感じで各言語に合わせて音名も変化します。
学校教育ではイタリア語のドレミで教わる機会が多い音楽ですが、音楽専門用語は結構ヨーロッパ言語が入り乱れていて、音階においてはドイツ語で扱われる機会が多いです。
指示記号や表現記号はイタリア語が多かったり、ジャズ関係に関しては英語が多いのではないかと思います。
さて、そんなところで今日の記事のタイトルについて触れていきたいと思います。
『E.G.Project』
「今回は音楽の話かな?歴史の話かな?」
「流れ的にヨーロッパ言語の話かな?」
「何かの作品?誰かの作品の裏話的な?」
「今日は、亀の餌食ってみたみたいなくだらない記事じゃなくて読んだら賢くなれる記事な気がする」
E.G.
これね、上のドレミファソラシドに対応してるアルファベットがヒントです。
皆さんで考えてみましょう。
………
……
…
そろそろ良いですか?
正解はE.G.をイタリア語の音階名に変換します。
E.G.→ミソ
そう、味噌。
先日、僕生まれて初めて味噌を仕込んだんですよ。
今回の記事はその時の事を書いていくんですけどね。
いやいや、別にタイトルに偽りはないでしょうが。
味噌を造っていくというプランですよ。
『E.G.Project』で何の問題もありません。
何故いきなり味噌造りなんて始めたのって言うと別に大した理由はないんですが。
友人からの結婚祝いです。
本当はカタログからクルーズディナーやホテルディナーとか選べたんですよ。
正直ね、カタログをもらった段階では味噌仕込みキットなんて眼中にありませんでした。
クルーズディナー >味噌仕込みキット
ホテルディナー >味噌仕込みキット
どう考えてもこういった勢力図になったわけです。
カタログの全一覧の中でKing of 地味
しかしですね、僕が結婚したのはコロナ渦真っ只中の2020年。
なんなら翌2021年のわりと早い段階で僕もコロナに罹ったし。
だから、とても外食したいって気持ちにはならなかったんですね。
しかもビュッフェ形式なもんだから余計に抵抗がありました。
緊急事態宣言も出たり出なかったりの時期でちょっと外で飯食うのはこわいよねってなっていました。
コロナ渦が落ち着きを見せない中「行くの?行かないの?」と、中々意を決する事が出来ずにもたもたしてたらクルーズディナーもホテルディナーも有効期限切れた。
じゃあ何か、お祝いの品をカタログから選ぼうよってなったんですけど、どれもこれもどうもピンとこない。
高いワインがあったってそんなに飲むわけじゃないし、そもそも美味さが良くわからんし…
綺麗な食器も特に用途としては今必要としていないし…それに僕に割られて捨てられる未来しか見えません。縁起物なのにそれはあかん。
全然決まらず、なんかもうどうでも良くね?ってなった時に見つけたのが味噌仕込みキットでした。
多分、このカタログからこれ選ぶ人いないんじゃね?とか思ってたんですけど、妻と話して「他に特に欲しい物ないから、なんかこれ楽しそうだしもうこれでいいよ」ってなって我が家に味噌仕込みキットが届きました。
ここまでが約2年程前の話です。
結局、届いたは良いけど我が家の味噌仕込みキットは2年程仕込まれずに放置されていました。
なんでもそうですけど「いつかやろうね」は、まずやりませんからね。
しかし、先日遂に僕と妻とスケジュールと味噌に対するモチベーションの全てが、恰も皆既日食を観測出来る条件が数年ぶりにピタリと揃うかの様に奇跡的に一致しました。
「今日だ。俺は今日味噌に呼ばれている。」
「開・封!」
まずは『大豆の水煮』を袋に入れて潰してペースト状にしていきます。
20分くらい潰すとこんな感じになりました。
これだけ舐めてみても美味しい。
「きな粉みたいな味がする…」
っていう僕の感想が偏差値の低さを物語ります。
そりゃあきな粉も大豆ですからね。
わさび舐めて「わさびみたい!」って言ってるようなもんです。
次に、『米麹』と『塩』を小袋に入れてよく混ぜます。
潰した『大豆』をボウルに入れて、そこに『米麹』と『塩』も投入。
ビニール手袋をつけてよく混ぜていきます。
ちなみに手袋を手につける事をなんと言いますか?
僕は「手袋をする」か「手袋をつける」ですが、北海道出身の妻は「手袋をはく」と言います。
北海道ってあまり方言とか訛りとかは無いイメージですが、鶏の唐揚げの事を『ザンギ』と言ったり、たまに「何なんそれ?」と思う言葉もあったりします。
方言って面白いですよね。
とか話しながら混ぜ続けると、こんな感じになりました。
この時点で出来た物を舐めてみると、ただの塩辛い豆です。
ただ、どこか遠くに「ああ、いずれ味噌になるんだろうな」みたいな香りがほのかにあります。
これを桶に入れて塩を振って終わり。
重りを置いて暑くも寒くもない暗所に4ヶ月置いておきます。
完成が楽しみだな。
仕込日と開桶日を記入。
お味噌の名前という欄もありましたので『明日香ちゃん』にしました。
理由はとてもくだらないので割愛します。
別に大好きなグラドルの岸明日香から取ったわけじゃないです。
別にもし僕に娘が出来たら岸明日香に因んで明日香って名前をつけようとしてたけど、妻や両親や友人に猛反対されて泣く泣く味噌につけたとかそんな理由じゃありません。
いやー、本当に岸明日香が好きなんですよ。
実際にお見かけした事あるんですけど、めちゃくちゃ可愛かった。
数年前、幼馴染みのO君と2人でショッピングモールに行ったんですけど、もう帰ろうぜってなった時、なんと偶然その日にそこで岸明日香のトークショーが2時間後に始まるよって知ったんです。
これを知って帰るなんてそんな愚かな事が出来るだろうか。4時間だろうが5時間だろうが待ってやる。
そしてO君を巻き込んで2時間最前列の席を抑えたのも良い思い出です。
O君なんて岸明日香の「き」の字も知らなかったのにわざわざ僕に付き合ってくれたんです。
トークショーの内容なんて殆ど覚えてないですよ。
どうせグラドルのトークショーなんて大した事喋ってないし、っていうか声すら覚えていない。
でも僕は最前列で、ぽかんと口を開けながらショーウィンドウのトランペットを物欲しげに眺める少年のような純粋な眼差しで彼女をずっと見ていたのです。
決して邪な思いはありませんでしたよ。
そんなイヤらしい目線は一切無しにして、
いや、あすぽんマジでめちゃくちゃ可愛かったしハチャメチャにエロかった。
ああ、またこんな声が聞こえてきます。
ほら、また本題から著しく脱線してしまっているじゃない!
ぴあかなさんのそういうところ、本当良くない!
しかも、奥さんがいらっしゃるのにグラドルなんかにゾッコンなわけでしょ?
しかもしかも、もし自分に子供が出来たらその子に好きなグラドルの名前をつけようとしてたですって!?
こんな記事を読んで奥さんがどんな気持ちになるか、あなたは考えた事が無いでしょう。
私、何か間違えた事言ってますか?
気色悪い!最低!!この出っ歯!!
見そ(味噌)こなったわよ!!!
お後が宜しいようで。
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