前回の『ペット カメ編🐢』に続きペット関連の記事です。
察しの良い皆様ならもうこの時点で1つのおとぎ話が頭に浮かぶと思います。
イソップ童話の『うさぎとかめ』ですね。
うさぎとかめがレースをしてうさぎが大リード。
余裕ぶっこいてゴールせずに寝ている間に亀に追い抜かされて負けるって話です。
そう。我が家には亀に加えてうさぎもいます。
さて、このおとぎ話。
我が家で実現するのでしょうか。
答えは限りなく0に近いと言えるでしょう。
奴らにそこまでの知能はありません。
亀の方がもう少し大きくなったら対面させてみようとは思いますが、予想としては、お互い何の興味も抱かないまま好きな事やってそうです。
五感で言うと、うさぎの方が亀より聴力と嗅覚が良くて、亀の方が視力が良い印象を受けます。
このうさぎは2022年10月に生まれ、その年の12月に我が家に迎え入れました。
名前は体の色にちなんで『くるみ』。女の子です。
本来なら「くるみちゃん」と呼ぶのが望ましいでしょうが、中々そうはいきません。
咄嗟に呼ぶ時なんてのは「うささん」「うさちゃん」になってしまいます。
呼び続ければ犬や猫みたいに自分の名前を認知してくれるようです。
しかし、こいつかなりのじゃじゃ馬娘ならぬ『じゃじゃうさ娘』でございまして、イタズラ大好きな困ったさんです。
ケージから出して時間が経つと爆速で駆け回ったり、所構わず色々な物を噛むので基本的に目が離せません。
ちなみに種類はミニレッキスといううさぎです。よく毛皮にされるやつ。
そういう事だけあって手触りは非常に良いです。
うさぎは本気を出すと時速70~80km/hで走れるようです。
これは競走馬より速いです。
勿論、瞬間最大速度であってスタミナ的に長時間その速度で走れるわけではありませんが、その勢いで人間に体当たりしてくると結構な衝撃を受けます。
別に意図的に『うさぎとかめ』を狙ったわけじゃないんですが、亀だけ飼ってると、「なんかフサフサしてる動物もいたら良いよね」ってなって来るんですよ。
それで、前回の亀編でも書きましたが、小動物までギリOK(?)な我が家で飼えるギリギリの動物は?と考えたところうさぎが候補に挙がりました。
他にも、鳥類だのモルモットだのいくつか候補は出てたんですが、あいつらは鳴き声がうるせえ。小動物と言えど物件的にアウト。
妻は昔実家でうさぎを十数匹飼ってたとの事で「うさぎー?どうしようかー」とだんだん気持ちが傾いてきました。
で、試しにうさぎってどんなものかと。去年の11月にうさぎカフェというものに妻と行ってみたんですよ。
やられましたね。完全に。
それから1ヶ月で『くるみちゃん』お買い上げです。
上の写真はまだ我が家に来たばかりの頃。
警戒して木箱から中々出てきません。
うさぎは本来、非捕食者側なので睡眠をとる際も目を開けて寝ている事が多いです。
上の写真のように、ご飯を食べに来る時だけ木箱から姿を出す程度です。
こちら側も「環境に慣れるまでは、なるべくかまわないようにしてあげよう」と最低限の世話だけをしていました。
1週間程経つと、ケージを開けるとこちらに来てくれるようになりました。
そんな警戒心が強いうさぎですが、月日が経つとどうでしょう。
随分と図太くなりやがったものです。
最後の寝顔ぶっっっさ。
『うさぎ』じゃなくて『ぶさぎ』です
最近は安心してケージの外でも寝そべったりするようになりました。
飼い主が撫でると目を閉じて気持ち良さそうに、撫でる手を止めるともっと撫でてくれと言わんばかりに手を舐めてきます。
機嫌が良い(?)と飼い主に身を委ねて寝る時もあります。
イタズラ好きの困ったさんとは書きましたが、性格自体は全く攻撃的ではなく、敵意を持って噛まれた、攻撃されたという事は恐らくこれまでに一度もありません。
ネズミと似たようなもんなので間違えて噛まれた(歯があたる程度)という事は何度かありますが、基本的には人間に危害を加えません。
犬や猫ほどは知能が高くないかも知れませんが、何かその2つの動物を足して2で割ったような性格の印象を受けます。
うさぎの寿命は7~10年程と言われています。
生まれてから1年で人間で言う二十歳くらい。
そこからは1年ごとに人間で言う7年の年齢を重ねていくそうです。
『くるみちゃん』は人間界で言うと成人式を迎えたぐらいの女性になっています。
結構ネタには尽きない事を色々とやらかしてくれるので、今後もブログにたまに出演してもらいたいと思います。