Piakanaの日記

音大ピアノ科卒。クラシック、ポップス、ジャズさまざま弾いています。音楽の事、日常の事など不定期投稿していきます。YouTubeに動画投稿していますのでリンク欄からご覧下さい。

【YouTube動画投稿】映画『硫黄島からの手紙』よりメインテーマ

硫黄島からの手紙(原題:Letters from Iwo jima)』
その中からメインテーマを弾いたのでYouTubeに投稿しました。

2006年公開のアメリカ映画です。
クリント・イーストウッド監督の名作のひとつです。


太平洋戦争で激戦地となった硫黄島の戦いをアメリカ側の視点で描いた『父親たちの星条旗』に続き、本作は日本側の視点から描いている作品となっています。

戦争映画の多くは、制作国の思想やプロパガンダ等が反映されていると思うのですが、彼は双方の視点から描く事で、状況や心境に偏りを無くしています。

この2作は、良くアメリカ映画にありがちな「Yeah!アメリカがまた戦争に勝ったぜ!USA!USA!」みたいな単純なものではありません。
勝者には勝者の苦しみが有り、かたや敗者である日本兵のそれぞれにも生きてきた道がある事にもフォーカスを当てているので、ただのドンパチ戦争映画ではありません。
視聴する際は、両作を比較しながら見る事をオススメします。

渡辺謙や嵐の二宮和也が出演した事でも話題になりました。
硫黄島総指揮官の栗林忠道中将を演じた渡辺謙がとても格好良いです。
当時の日本人には珍しかった知米派の軍人としての姿が印象的です。
闇雲に突撃!玉砕!が罷り通っていた軍部の中にも、ごく一部には彼の様な立派な軍人がいたんだなと感心してしまいます。

メインテーマはシンプル且つもの哀しい旋律です。

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拙い部分があるかと思いますが、是非聴いて頂けたらと思います。
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