基礎練習をしないと指がなまります。
今はハノンとツェル二-なんかを基礎練習に重きを置いて練習してます。
それだけで2時間ほど使う時もあり、それが終わってからバッハやらショパンやらを弾いていきます。
音大時代にはなかった変な癖が指についてしまってそれを直していかなければいかないと思っています。
ハノンの1~31+ALLスケールを楽譜通り、ゆっくりffで、付点でリズムで、等
飽きないように工夫してるんですがしっかり飽きます。
早朝に登校して、授業が始まる前にハノンを1冊全部弾くのを日課としていた先輩がいましたが、すごいねあれは。
音大生だった頃のぴあかなは、譜読みが早かったけれど練習が続かないタイプだったので、ちょっと弾いてはすぐ友達を探しに練習室から出て徘徊してました。
学生食堂やら図書館やら喫煙所やら管楽器棟やら、誰かを探しては少し話して練習室に戻りまたピアノを弾くといった感じでした。
管楽器科の学生は基礎練習をとても大切にしていました。
練習を始めるといきなり試験曲の練習から始めていたぴあかなとは違い、ロングトーンをしたりそれこそハノンみたいなことしたり。その姿勢に感化されていれば良かった。
ショパンのエチュードなんかは何曲かレッスンでやりましたが、やはりハノンのように機械的に指を動かす練習もある程度必要なんだなと…なまりや癖が出た最近、痛感しています。
単調なものでも根気強く継続することが大切。
ハノンを弾いていると、「今めっちゃ10本の指鍛えてるわー」って気分になります。
同時に自分の苦手なパッセージ、弱い指が明確に浮き彫りになり課題にフォーカスを当てることができます。やはり基礎練習教材の王道ですね。
人によっては「あれは別にやらなくていいよ」と言っているのを聞いたことありますが、ピアノを始めてある程度基礎力をつけたいという人、ブランクがあった人のリハビリには最適です。
今日もハノンを含めてピアノ練習していきます。
練習スタイルは、学生食堂やら図書館やら喫煙所やら管楽器棟に行っていたことが、今では寝室での昼寝と甲子園観戦に変わっただけ。